こんにちは!バックオフィスの岡本です。
先日NPOは、第一回地域保育セミナーを開催いたしました。テーマは「『遊びは学び』アナログゲームが育む子どものコミュニケーション力』。講師は、ボードゲームの輸入会社「クレーブラット」の社長で元保育士の畑直樹さんでした。
幼稚園教諭、保育士など子どもと関わる仕事をされている方向けのセミナーだったので、「カードゲームを園の中でどのように活用すればいいでしょうか?」などの質問も出ていました。
特に印象に残った質問は「3歳児クラスでゲームが出来るのでしょうか?」でした。畑さんの返答は「3歳児クラスに初めてゲームをさせようとしても、あきらめた方がいいですね!しかし、2歳児クラスでゲームを経験してきている3歳児なら、大丈夫です」でした。保育士経験者ならではのもので、受講者さんも大きく頷いていました。今回の受講者さんは、さすが幼稚園教諭や保育士の皆さんだけあって、その理由に皆さん直ぐに気づき、納得していらっしゃいました。
2歳児と3歳児では、保育者の数が違うのです。3歳になると先生が1人で見る人数が急に多くなる。そんな状態で、これからルールを教えてプレーするのは、想像するだけでも大変で「あきらめた方が早い」に納得です。以下の説明も、とてもシンプルで、わかりやすかったです。
「できる年齢になってきたら、できるルールでやればいい」
「ゲームなので、楽しくないと意味が無い。楽しく遊びながら、コミュニケーションが取れる!現実世界では難しいことも、ゲームの中の仮想世界で体験することで、経験値を積める。自分に合うゲームがきっと見つかるはず、だって日本でも年間数百種類のゲームが発売されているのですから!」
今回のセミナーでも登場したカードゲームの一つが「ドブル」ですが、「たくする」で出張託児の時に使うおもちゃセットにも入っているときがあります。「たくする」の自慢でもある、保育マネージャの「質にこだわったおもちゃ」です。
セミナーでは、受講者さまの満足の声を聞けて本当に嬉しいです。なかなか言葉だけで伝えるのは難しいのですが、アナログゲームの良さは大人にこそ知っていただきたいです。そして、こどもたちの日々の生活の中で色々な感情がわき出て、情緒、コミュニケーション力、生きる力が育つことを知って欲しいです。
NPOでは、第2回目の地域保育セミナーを、新年1月28日(火)に開催します。
『子どもがもっと好きになる! 「気づき」と「学び」のセミナー& 知育体験託児』
入園不安解消のヒントになる!
未就園児向けのプレクラスとして体験できる!
4月から新入園を迎える、未就園児を持つ親と子ども向け。
こちらも、楽しみにしていて下さいね。
コメント